資治通鑑 (ちくま学芸文庫)
によって 司馬光
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資治通鑑 (ちくま学芸文庫)の詳細
本のタイトル : 資治通鑑 (ちくま学芸文庫)
作者 : 司馬光
カテゴリ : 本
ファイル名 : 資治通鑑-ちくま学芸文庫.pdf
以下は 資治通鑑 (ちくま学芸文庫) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
北宋の司馬光が編纂した294巻もの長大な史書から、春秋末の晋の智氏の衰亡、後漢末の党錮の禁、南北朝期の侯景の乱、盛唐期の安史の乱の4編を訳出したもの。親しみやすさを意識したためか、登場人物の言葉が妙にべらんめえである点などは好みが分かれようが、助字の一つ一つにまで目配りした(中には各時代に特有の表現にまで意を用いつつ)翻訳は非常に精緻であり、かつ読みやすい。また、特に登場人物の言動の背景となる故事について、各史書や礼記・詩経・書経など出典と思しき書物を一つ一つ丹念に調べ上げられている点が素晴らしく、読者に登場人物の心情により深く迫る手掛かりを提供してくれる。編訳者の中国文学者としての力量が遺憾なく発揮されているといえよう。(もっとも、編訳者が史学の専攻ではないからか、細かな官制等の紹介には多少の違和感がある箇所もある。また、P.27以降で主要登場人物である趙襄子が趙鞅として訳されているなど、明らかな間違いも散見される(ここは趙鞅の子、趙無恤が正しい)。が、それも先に述べた長所と比べれば些末な点に過ぎない)編訳者による4編のエピソードの選択も秀逸。おそらく党錮の禁は原編者である司馬光の、智氏の衰亡と侯景の乱は編訳者のこだわりをそれぞれ反映したものであろうが、いずれも終末に向かっていく人々を描いたエピソードであり、運命に翻弄される多くの人々の生き様や苦悩がリアリティを持って読み手に迫ってくる。「くずれゆく過程で見せる人間の真の姿とは」は、本書の帯にある紹介文であるが、この言葉に関心を持たれた方にはぜひ一読をお薦めしたい。質・量ともに重厚な一冊だが、必ず得るものがあるはずである。
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